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川棚の杜
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先日、下関市川棚温泉交流センター(川棚の杜)のオープニング、隈研吾氏の講演会に行ってきました。川棚のゆるやかな山並みをイメージした外観、洞窟をイメージしたような内観は、シンプルに表現すると殻と構造体の建築でした。詳しい構造は雑誌等で検証しますが、三角形(トラス?)の集合で構成された幾何学的構造は一見どこも同じような寸法に見えます。しかしながら強度を求められる部分と比較的そうでは無い部分があるはずです。その違いは丸鋼にありそうですが、確認しないと分かりません。一緒に訪れた船の設計をしている義父は「わしならこの部分はチャンネルをつかって構成する」など色々と普段出来ない話が出来たのは非常に良い時間でした。同じ構造の繰り返し(に見える)ための構造の詳細を雑誌等で確認し義父と話をしてみるつもりです。

違う角度からみると、昔からの参道を考慮した動線計画などもわかりやすいですし、四角い箱は要らないと訴えた川棚の人たちの要望に対し的確に答えているように思えました。

写真でも分かる通りこの建築の外観はグレーのシンプルな見え方をしています。おそらく年月が経ち表情が現れてくるのを待っているかのように思えます。あれ程、素材をたくみに扱う隈氏にしてはシンプルで無機質な表情の現在の状態はまだまだ未完成のようです。今回は時間が無く内部の細部までは見られませんでしたが近いうちにまた訪れたいと思います。
by ksa-memo | 2010-01-19 10:29 |
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