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彦島の星小屋に宿泊
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新年明けましておめでとうございます。
本年も粛々と設計および監理に励んで行きます。宜しくお願い致します。

年末には私が以前設計しました彦島の星小屋に宿泊する機会がありました。
薪ストーブを家の中心に配置して冬でも引き戸を開けたまま過ごす事ができるように考えて設計した住宅です。設計の意図通りこの日は引き戸で構成された室内の戸を全て開けて過ごしてみました。

まずはストーブに自分で火を入れることが楽しいですね。火が着いた後も火の具合を見ながらの空気の調整や薪を追加する体験は子供たちにも大変好評でした。火の怖さと調整方法を事前に教えておけば子供たちでも安全に出来ます。(一応大人が付いています)

お施主さんは薪ストーブを利用して料理をしたり同じ空間で洗濯物を乾かしたりと暖房効果以外の利用もしているそうです。

今回は薪ストーブの真上の部屋で寝かせていただきました。その部屋は一階天井に懐を作らない事で床暖房効果を狙っていたのですが効果絶大です。足元が暖かいのは非常に快適ですね。その暖かさもエアコンや床暖房とは異なりたき火のようなぽかぽかした感覚です。そして家の中に大きな温度差が無いので不快に感じる瞬間が無いのが良いですね。

実は住宅内のその温度差で亡くなる人が交通事故で無くなる人よりも多いという統計が出ているのですが星小屋ではそういった意味でも安全に快適に年配のご家族にも非常に喜んでいただいているようで安心致しました。

そもそも新築住宅の設計のご相談を受けた際に薪ストーブという選択肢をお薦めすることもあるのですが、なかなかその良さや手間を楽しむことが伝わりにくいことが実感としてあります。時期が違っていたり経験が無いと費用対効果も想像できませんよね。やはり寒い時期のこういった体験に勝るものは無いと思います。というのも私も薪ストーブが欲しくなりました(笑)

設計依頼を検討中で少しでも薪ストーブや暖炉にご興味があるかたには4月ぐらいまで体験の機会を設けますので(宿泊ではありませんが)お気軽にお問い合わせ下さい。是非体験していただきたいです。
by ksa-memo | 2016-01-03 09:53 | 彦島H邸
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