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住宅省エネルギー技術講習
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先日、住宅省エネルギー技術講習を受けて来ました。

今後数年以内に義務化されると言われている住宅に関する省エネ基準、それらの目的・設計方法(計算方法)が中心の講習で多くは断熱についての設計基準や計算方法でした。また、施工方法についてもテキストやDVDで学ぶことができます。

この基準が義務化されますと住宅のライフサイクル全体を通じたCO2の排出量を削減・住宅の高寿命化・住宅の快適性向上など多くのメリットがあります。

その反面、施工者の育成や設計者の監理や申請業務が増え、当然義務化されていない現在ではよりも費用がかかりますのでその点がデメリットでもあります。

それらに加えて設計としての自由度は一部制限される部分が出て来ますし、予算等の諸事情により完成後に手を加えていくような計画も難しくなってきます。

この方針が良いか悪いかは難しいところです。
現状で考えますとハイスペックを求められていると捉えることも出来ますし、手抜き工事なども当然のように問題になる可能性があります。しかしながらこのスペックであれば一定の快適性やヒートショックの抑制などに繋がることも事実です。

義務化されますと耐震に関する法改正前と後の物件のような価格差なども生まれてくるでしょう。
具体的なことがどうなるのか分かりませんが義務化の場合でも段階のようなものがあって欲しいですね。

いずれにせよ建物を資産価値と考えるのであれば現状からこの基準を満たし申請しておくことが良いと思いますし、そうでなければ必要に応じて断熱性能や施工方法を計画していくべきだと思います。

終了考査も無事合格しましたが、今月はもう一つ講習があります。いやはや建築業は建築学業ですね。


by ksa-memo | 2017-12-09 17:12 |
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