
先輩に”感動する、行ったほうがいいよ”と勧められたのでノマディック美術館に行ってきました。
坂茂氏のコンテナと紙管の建築も非常に良かったのですが、それよりも展示されているグレゴリーコルベールの映像作品には圧巻。
表現方法としては真新しいものではないけれど、シンプルな表現の奥深さを感じました。
現代なのに、古代のようでもあり、とらえようによっては未来の映像のようでした。
陰影の強いセピア色の画像からは人間と動物が地球上にいる同じ生き物として、本来は同じヒエラルキーであることを再認識させられました。若干スローである動画を1時間以上見ることは少々疲れるけれど、日本を飛び出した感覚を持てた良い展覧会でした。